野球のペナントレースは終わったけど、サッカーはまだまだ熱い!
そうです!まだJリーグチャンピオンシップが残っているんです。
今日、等々力陸上競技場で年間勝ち点2位の川崎フロンターレと
3位の鹿島アントラーズがJリーグ年間王者を争い激突。
Jリーグチャンピオンシップは、野球のクライマックスシリーズと違って、
一発勝負なので負ければ即敗退が決まる厳しい戦いです。
試合はお互いの勝利への執念が激しくぶつかり合って前半は0-0で後半へ。
このままこう着状態が続くのかなと思っていましたが、
後半開始早々に試合が動いたんです。
試合が動いたのは後半5分。
鹿島のDF山本のクロスをFW金崎が頭で合わせてヘディングシュート。
見事に試合の均衡を破る先制ゴール決めて鹿島が先制。
その後は、鹿島が川崎の攻撃を凌いでそのまま1-0で守り切りました。
年間勝ち点で上回って2位だった川崎フロンターレはショックですよね。
普通に川崎のサッカーができていれば勝てる試合でしたが、
いかんせん主力の怪我人が多すぎましたね。
今シーズン15得点と第1ステージ優勝の原動力となったFW小林と
リオオリンピック代表MF大島が怪我のため欠場。
また、キャプテンのMF中村も股関節痛でベンチスタートで、
かなりの戦力ダウンは避けられない状況だったんです。
それでも、中村は途中出場して必死に頑張っていましたが、
得点するまでには至らず惜敗してしまいました。
大久保選手は、来シーズンからFC東京に移籍することもあり、
試合終了後は悔し涙を流していましたね。
最後に川崎を年間王者にしてから去りたかったんでしょう。
一方、鹿島アントラーズは全員が身体を張って守るなど、
アウェーの中チーム一丸でまとまって戦えたと思います。
特に、決勝ゴールを決めた鹿島の金崎もいろいろあったから、
なんとかしてチームの勝利に貢献したいと思っていたんでしょう。
金崎は監督への造反行為で、日本代表メンバーから外された時がありました。
そんな過去に犯した過ちを反省して心を入れ替えて必死に練習したことが、
今日の決勝ゴールにつながったのかもしれませんね。